ゲストハウスしあわせ物語

‶ゲストハウスしあわせ” 埼玉県深谷市にこの夏OPEN予定です

旅の想いが、巡り会う宿。

 

ゲストハウスしあわせは、今年夏にオープン予定のゲストハウスです。

   

場所は、埼玉県深谷市。

   

このブログは、オープンを目指すオーナーの奮闘記であり、物語です。

   

どうぞ、ごゆっくりしていってください。

   

あなたとの“仕合せ”を嬉しく思います。

   

いつかまた、宿でお会いしましょう。

“ゲストハウスしあわせ”は埼玉県深谷市に開業します

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こんにちは。

 

このブログは、“ゲストハウスしあわせ”が開業するまでを綴った日記です。

 

どうぞゆっくりしていってくださいね。

 

 

先日予告しました通り、“しあわせ”の開業地のお話をします。

 

 

“ゲストハウスしあわせ”の開業地は、埼玉県深谷市に決定しました。

 

目次

 

深谷市って、どこ?

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埼玉県北部に位置する深谷市。人口はおよそ14万人で、隣には以前まで日本一の暑さだった熊谷市、北は群馬県伊勢崎市、太田市が面しています。

 

 そして、僕の出身地であり、今現在も住んでいるところです。

 

 

というわけで、はじめに深谷市の紹介をもう少しした後、どうしてここに開業しようと決めたのかのお話をしていきたいと思います。

 

 

野菜のまち深谷

 

まず「深谷」と聞いて、あなたは何か思い浮かぶものがありましたか?

 

........…無さそうですかね?笑

 

 

僕がいろんな人に話す中で、比較的多いのは「深谷ねぎのところだよね」という意見です。

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深谷ねぎは全国1位の生産量を誇る深谷の名産の1つ。

 

白い部分が長いのが特徴で、特に秋冬のこの季節(12月初めに書いています)に採れる深谷ねぎは、とても糖度が高く、丸焼きにするとトロッとした食感で甘くて美味しいです。

 

(以前、下諏訪のマスヤゲストハウスで「深谷で開業する」という話をゲストさんにしたところ、何人かの方に「ねぎ食べ放題イベントやってよ!」と言われました。面白そう。

ちなみにこんなイベントが深谷にはあります。

HOME - 深谷ねぎまつり

 

 

しかし、ねぎだけではなくブロッコリー、きゅうりは収穫量全国2位、ほうれん草やとうもろこしも深谷の特産品です。

 

深谷の特産品/深谷市ホームページ

 

花のまち深谷

 

野菜だけでなく、深谷は花のまちでもあります。

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ユリは全国1位の収穫量、市の花にもなっているチューリップも全国2位の収穫量です。

 

第13回ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ/深谷市ホームページ

 ↑こんなイベントも行われています!

お花が好きな方はぜひのぞいてみてください!

 

また、JR深谷駅を降りてすぐの唐沢川の堤防の桜もきれいで、その近くにある瀧宮神社という神社で毎年春「ふかや桜まつり」というイベントが行われます。

 

深谷桜まつり|深谷市観光協会

 

 

レンガのまち深谷

 

ところで皆さん。

このページを開いたとき、最初に何か違和感を感じませんでしたか?

 

あのサムネイル(いちばん上の写真)です。

「え?なんで東京駅?」って思いませんでした?

 

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実はこの写真、JR深谷駅の駅舎なんです。

 

なんであんなに東京駅に似せているのか、ちょっと歴史をさかのぼって説明します。

 

 

明治時代、日本はヨーロッパに対抗するため、近代化を図っていました。その一環として、レンガ造りの建物を造る(増やす)という計画が上がり、そのためには工場が必要だという話になります。

 

その話は財政面から官営で行えないため、当時の実業界のトップである渋沢栄一に持ちかけられ、もともと利根川によって運ばれてくる上質な粘土による瓦(かわら)製造が盛んだった深谷市にレンガ工場を造ることになりました。

 

というのも、この渋沢栄一は深谷出身の方であり、深谷の土地についてはよく知っていたから。

 

そんなわけで日本で初めて煉瓦製造会社、レンガ製造工場が深谷の地にできたのです。

 

 

現在の深谷駅から東京に運ばれたレンガは東京に運ばれ、日本銀行旧館、東京大学、法務省旧本館、そして東京駅にも使われました。

 

そういう歴史があり、レンガの街として、駅舎を東京駅をモチーフとした形にしたというわけです。

 

(余談ですが、深谷駅の駅舎は本物のレンガではなく「レンガ風タイル」です笑)

 

 

ちなみに、途中に出てきた「渋沢栄一」という方は、日本史の教科書にも登場する深谷を代表する偉人です。

 

第一国立銀行(現みずほ銀行)の初代頭取、最近世界遺産に登録された富岡製糸場など、計500以上もの会社、企業の設立に関わった方なのです。

 

これだけでもすごいですが、ちゃんと読むともっとすごい笑

渋沢栄一 - Wikipedia

 

渋沢栄一全集〈第1-6巻〉 (1930年)

渋沢栄一全集〈第1-6巻〉 (1930年)

 

 

渋沢栄一の生家、記念館も深谷市にありますので、“しあわせ”ができた時にぜひ行ってみてください。

 

なぜ深谷なのか

さてさて、紹介が長くなってしました。

 

 

ここから、なぜ“ゲストハウスしあわせ”を深谷で開業することになったのかを掘り下げていきます。

 

 

観光地ではやりたくなかった

 

まず、“しあわせ”の開業地で、一番はじめに候補から外したのは、観光地。

 

京都や鎌倉など、いわゆる観光名所は、たくさんの人の「いい!」が集まった場所。だから当然人も集まる。

 

だけど、逆にそういった名所じゃない場所には、「発見する良さ」があると思うのです。

 

 

それって“しあわせ”が目指す旅の形、「自分ごと」になる楽しさだと僕は考えています。

 

 

 

そしてもう一つ、『泊まるだけ』の宿では、“いばしょ”にはなれないから。

 

 

あるとき僕は日光のゲストハウスに泊まったのですが、ゲストのほとんどが海外からの方で、みんなゲストハウスには『寝るだけ』という感じでした。

それを見て「自分でやるなら、観光地ではやらないな。」と思ったのです。

 

 

その日がたまたまそういうゲストが多かったらしいのですが、そうなる(ゲストがみんな、『寝るためだけ』に利用する)可能性が高くなるなら、観光地で開業するのは得策ではないと考えました。

 

もちろん、先にも書きましたが観光地のほうが人は集まりやすいです。

 

宿として、ビジネスとしてうまくいかせるためには、その選択肢はアリでしょう。

(というか、観光地以外で宿業をやるのはかなり厳しい)

 

 

でも、「観光地巡りのために、安い宿に泊まりたい」という需要を満たすために僕はゲストハウスをやるわけではありません。

 

 

なぜ他でもない僕がそれをやるのか。

 

 

“しあわせ”が作りたいつながりや旅のあり方と、観光地巡りのゲストをたくさん受け入れることはトレードオフです。

 

何かを得るためには、何かを捨てる。

 

そう考えた上で、観光地という選択肢を切り捨てました。

 

 

 (とはいっても、海外からなどのゲストさんを拒否することはありません。英語も勉強します。)

 

 

「地元が盛り上がっていたら、嬉しい」

これは僕のお師匠の言葉。

 

 

「地元愛」なんて偉いものじゃないけど、「ここにゲストハウスあったら、おもしろいだろうな」って思うのです。

 

僕が知ってる地元のおいしいご飯屋さんとか、景色とか、そういったものを発信したい。共有したい。

 

それは書いただけでは伝わらないし、つながりません。

 

 

楽しい人がどんどん集まって、僕が知ってる人やモノと交わって、新しいものが生まれていく様子を見てみたい。

 

 

だから、人が集まれる場所をつくるのです。 

 

アクセスの良さ

 

ここは完全にビジネスの話です。笑

 

深谷はJR高崎線が通っており、湘南新宿ラインを使えば新宿から乗り換えなしで電車で80分ほど。

 

 

この距離なら、普通土日と1泊2日の旅行になってしまうところが、金曜の夜に東京を出て金土日と2泊(あるいは2日目がゆったりできる1泊)の旅が可能になります

(そんな需要はあるのかはさておき。笑)

 

 

また駅前には旧中山道が通っており、にぎわった商店街へもすぐにアクセスが可能です。

なので現在はこの商店街のあたりで物件を探しています。

 

 

そして、これは読んでくれている方には関係ありませんが、こうした物件探しや街歩きを僕が容易にできるところもポイント。笑

 

自宅から自転車で10分ほどで行けるので、最近はほぼ毎日歩いています。(深谷の皆さん、見かけたらお気軽にお声がけください。) 

 

 

まとめ

というわけで、“しあわせ”の開業地のお知らせをしました。

 

深谷市の詳しい紹介もぼちぼちしていきますが、まずは「なぜ深谷?」という話をしておこうと思いまして。

 

それでも、やっぱり大事なのは“ゲストハウスしあわせ”を作る意義であって、深谷市を盛り上げることが第一目標になってはいけないなと考えており、そこには常に気を配っています。

 

理想を言えば“しあわせ”に泊まりに来たゲストが深谷の街の面白さを発見し、ゲスト同士でどんどん広がって、盛り上がってくれたらなぁ。。それもなかなか難しいけど。

 

 

そんなわけで頑張っていきます。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

また、お会いしましょう。